その他設定画面(概要)

キャンペーン作成の最後の画面では、キャンペーン名、配信比率、ヒートマップの設定、サードパーティ製品との連携 などキャンペーンに関する様々な情報を設定することができます。キャンペーン作成後に設定を変更したい場合は、 設定 > その他 からアクセスできます。 

キャンペーン名

VWOにより自動的に付与される キャンペーンIDとは別に、任意のキャンペーン名を設定することが可能です。

テストを実施するユーザーの割合を設定

Select percentage of the traffic you want to include in the campaign の下にあるスライダーを操作することで、テストを実施するユーザーの割合を設定することができます。右横の入力ボックスから直接配信比率の数字の入力も可能です。

例えば月間約 10,000人が訪れるページに対してこの値を 70% に設定すると約7,000人にテストをします。テストによって結果を大幅に変えたくないときなどに利用します。

Attention!

この設定に加え、ユーザーセグメントや、各ページのトラフィック割合を調整すると、思いのほかテストの対象となるユーザーが絞られてしまうケースがあります。テスト対象を設定する際は、ご注意ください。

ヒートマップを有効にする

デフォルトで ヒートマップを有効にする はチェックが入っています。ヒートマップについて、詳しくは以下の記事を参照してください。

サードパーティ製品との連携

VWOは様々なツールとの連携が可能です。ここでは Google Analytics などの代表的なWeb解析ツールとの連携方法に関する記事をご紹介します。

これ以外のツールとの連携については、弊社サポートにお問い合わせください。

詳細オプション

詳細オプション をクリックすると、さらに細かい設定が可能です。ここでは良く使われるオプションを取り上げてご説明します。

Add to mutually exclusive group

同一サイト内や同一ページで複数のテストを走らせるとき、お互いに干渉しないよう設定したい場合、相互排他的なグループ(Mutually Exclusive Group) 機能を利用します。

相互排他的的なグループの詳細とその設定方法に関してはこちらの記事をご参照ください。

このオプションを有効にする場合、Add to mutually exclusive group にチェックを入れて、プルダウンからグループを指定します。

スケジューリングを有効にする

テストのスケジューリングを行いたい場合、このオプションを有効にします。スケジューリングを有効にする にチェックを入れて、+新規スケジュールの追加 をクリックします。

Attention!

開始・停止時間はグリニッジ標準時(GMT)です。日本とは時差が9時間ありますので、ご注意ください。

下記の例では「2018年3月29日 06:30 GMT にキャンペーンを を始める」と設定したので、日本時間では「2018年3月29日 15:30」にテストが開始されます。

繰り返し設定の追加も可能です。リピート にチェックを入れ、繰り返し条件を設定します。 

複数のドメインを含んだキャンペーン

複数のドメインを含んだキャンペーンを走らせる場合、複数のドメインを含んだキャンペーン にチェックを入れる必要があります。

例)

Attention!

Javascript コードを自社サーバーでホストしている場合は、このオプションを有効にすることはできません。

チェックを入れることで、クロスドメイントラッキングが可能になり、別ドメインでもテストを正しく実行しデータを取ることができます。VWOでは、サードパーティクッキーを利用してクロスドメイントラッキングを行っています。

各ページのトラフィックの割合を調整する

テストをしていくと「CVRの低いパターンの配信比率を下げて収益毀損リスクを減らしたい」「勝ちパターンを100%配信し疑似的に本番反映させたい」など、バリエーション毎に配信比率の変更が必要な場面がございます。

このような時は、各ページのトラフィックの割合を調整する にチェックを入れることで、バリエーション毎の配信比率を変更することができます。

デフォルトでは、Control と Variation 1 の トラフィックの割合は均等です。右端の鉛筆ボタンをクリックすると、下のようなスライダー画面が表示されます。つまみを左右に動かすことで、配信割合を変更することができます。 

JavaScriptコードを自社のサーバーにホストする

VWOのJavaScriptファイルを自社サーバーにホストすれば、キャンペーン設定を読み込むために VWOサーバーに接続する必要がなくなります。VWOでは上記を自社ホスティング機能として、一部プランで提供しています。


設定方法や注意点など詳しくは、下記記事を参照してください。