キャンペーンの所要時間

プライマリゴールを選択

VWOでは、キャンペーンの所要時間を計算するに当たって必要な情報を、ゴール設定画面から入力します。

ゴールが複数ある場合は、所要時間計算のベースとなるゴール(プライマリーゴール)を指定する必要があります。

プライマリーゴールとして指定したいゴールの右上領域にあるチェックボタンをクリックして プライマリー と表示が変わったのを確認し 、

緑の 保存する ボタンを押します。

所要時間の計算に必要な項目

通常のゴールの場合

ゴールの種類によって、若干入力に必要な項目数が異なります。サイト上の売上 ではないゴールの場合は、下記4項目を設定します。

①Average number of monthly visitors

テストページの月間平均訪問者数を入力します。傾向を把握するため、直近数か月のデータを参照することをお勧めします。正確な結果を得るにはVWO、もしくはGAなど他の分析ツールで得られたデータを入力してください。

Attention!

月間平均訪問者数はセッションベースではなく、UUベースで入力してください。

②Conversion rate for Control

平均CVR(コンバージョン率)を入力します。サイト全体ではなく、所要時間を計算するベースとなるゴール(プライマリーゴール)のCVRが必要です。

Attention!

CVRを入力しない、もしくは実態と大きく乖離したCVRを入力してしまうと、正確性に欠けるテスト結果につながります。

③Minimum lift in conversion rate you care about

期待しているCVR改善幅の最低値(%)を入力します。例えば 5% の CVR を1%以上上げて、6%以上にしたい場合、期待する改善率は120%、改善幅は20%です。この20%がここで入力する数字になります。

Tips

単純に入力する改善幅を小さくすれば、キャンペーンの所要時間が短くなるわけではありません。逆に、入力する改善幅が小さすぎるとその分優位差を判別するためにより多くのサンプルをとる必要が生じ、キャンペーンの所要時間は長くなります。

現実的な数字としては、15~20%が適当なようです。

④確実性重視vsスピード重視

確実性を重視してテストに長い時間をかけるか、よりスピードを重視して短い期間で勝者を判定するか、その度合いを設定するために3つのモードが用意されています。


ゴールがサイトの売上の場合

サイト上の売上 をゴールの種類として選択、売上の計測を行う場合、上記①、②、④に加えて下記の2つの項目も設定してください。

⑤Current revenue per user (in JPY)

現在のユーザー当たりの平均収益を入力します。

⑥Minumum lift in revenue per user

期待しているユーザー当たりの収益の改善幅最低値(%)を入力します。例えば 1000円の収益を200円以上上げて、

1200円以上にしたい場合、期待する改善率は120%、改善幅は20%です。この20%がここで入力する数字になります。