ヒートマップダッシュボードの使用方法
VWO Insightsのヒートマップでは、ユーザーのウェブサイト上の行動を視覚化することができます。ヒートマップ上では、クリックやスクロールなどのユーザーのアクションを度合いに応じて暖色~寒色で表示します。
この記事では、VWO Insightsのヒートマップダッシュボードの使用方法をご紹介します。
デフォルトでは、ご利用いただいているVWO Insightsプランで使用可能な月当たりのサンプル数の範囲内の数だけ、ヒートマップデータが記録されます。サンプル数の決め方、VWO Insightsの各プラン詳細については弊社担当もしくはサポートまでお問い合わせください。
ここでご注意いただきたいのは、VWOタグが設置されていないページはサンプル対象とならない=データが記録もされない点です。事前に、ヒートマップデータを記録したいページにVWOタグが設置されているか必ずご確認の上、ご使用をお願いします。
Tips
VWOタグについては下記のカテゴリにある記事をご参照ください。
この記事ではVWO Insightsのヒートマップダッシュボードの使用方法をご紹介します。
・ヒートマップを使い始める(初回のみ)
・ヒートマップデータの絞り込み
・ビューの作成
1.ヒートマップを使い始める(初回のみ)
まず始めに、VWOがヒートマップデータを計測できるように設定します。そうすることで、VWOのタグが設置されたすべてのページのヒートマップデータを自動で計測することができるようになります。
左カラムのメニューの分析からヒートマップをクリックします。
初めて使用される場合は下図のよう画面が表示されますので、中央の青いENABLE NOWボタンをクリックします。
もし、除外したいページがある場合は、ENABLE NOWボタンの右隣にある設定ボタンをクリックし、除外したいページのURLを入力後、保存するボタンをクリックします。※後からでもURL除外の設定をすることは可能です。
Attention!
テストのみのプランからVWO Insightsプランに切り替えた場合、分析>ヒートマップ をクリックすると上の画面は表示されず、ダッシュボードが表示されます。
ABテストプランで利用されていたヒートマップは、CLASSICタブから引き続きアクセスすることができます。
ヒートマップダッシュボードの画面構成
デフォルトで表示されるALL DATA画面では、アカウント内のヒートマップデータに関する情報を表示しています。
ヒートマップ基本情報
上部の薄水色部では、アカウントのヒートマップ基本情報(今まで記録した総クリック数やデータ保持期間)が表示されます。データ保持期間はご契約いただいているプランによって異なります。
メールアイコンをクリックするとこの画面への共有用リンクを発行することができます。
歯車アイコンをクリックすると、除外URLの設定やデータ収集の開始・停止、データ削除の設定をすることができます。
2.ヒートマップデータの絞り込み
ダッシュボード下部では、記録されたヒートマップデータの中から、見たいページのURLやセグメント条件を指定し、データの絞り込みをします。
特定セグメントのデータを見る方法
記録されたデータの中から特定セグメントのデータを見たい場合は、Select one or more segments をクリックします。そうすることで、デバイスなど20以上のセグメントから条件を指定して、ヒートマップデータの絞り込みができます。
Tips
セグメント設定の詳細な設定方法については、下記記事をご参照ください。
特定期間内のデータの見る方法
特定期間内のデータを見るにはSelect a date rangeをクリックし、表示されるカレンダー上でデータを見たい期間を指定するか、下記期間から選択し、VIEW HEATMAPをクリックしてください。
LAST 30 DAYS:今日から過去30日間のデータ
LAST 7 DAYS:今日から過去7日間のデータ
YESTERDAY:昨日のデータ
TODAY:今日のデータ
上記設定が終わりましたら、VIEW HEATMAPをクリックすると、指定条件に合ったヒートマップデータを確認することができます。
3.ビューの作成
特定のページやセグメントのデータだけを集計しておきたい場合、画面右のビューを作成することで、都度絞り込みの設定をする必要がなくなります。
Tips
ビューの詳しい作成方法については、下記記事をご参照ください。
また、作成したビューへのデータ蓄積の停止、データ消去、データ閲覧画面の共有、URL除外設定も可能です。
下部へスクロールすると、ビュー内に蓄積されたデータの中からさらに絞り込みをかけてデータを閲覧することも可能です。