ヒートマップ上でのビューの作成方法
VWOのヒートマップでは、指定したページやセグメント条件に合ったユーザーのヒートマップデータのみ集めたビュー(フォルダのようなもの)を作成することができます。例えば、デバイスや流入元など指定したビューを作成することで、都度ヒートマップデータの絞り込みをする必要がなくなります。
この記事では、ヒートマップのビューを作成するための6つの手順をご紹介します。
①ビューの作成
ヒートマップのビューを作るには、左カラムのメニューの分析からヒートマップをクリックし、ヒートマップのダッシュボードを開きます。そして、画面右側のパネルにあるタブのVEIWS内にあるCREATE VIEWボタンをクリックしてください。
②ビュー名の設定
ここから先はABテストのキャンペーン作成と同じような方法になります。ビュー名をつけるには下図の鉛筆アイコンをクリックし、任意の名前をつけることができます。
③対象ページの設定
次に、ビューの対象URLを設定します。 Enter URL(s) of the page(s) you want to analyze の直下にあるフォームに、ヒートマップの対象URLを入力します。
URL設定の方法には、SIMPLE モード と ADVANCED モード、2つの方法があります。2つのモードは、フォーム右上のボタンで切り替えることができます。
単一のページなら、SIMPLE モードでURLを入力します。URLパターンや正規表現を使って条件に合致した複数のURLを指定する、あるいは 特定のURLを除外する、などより高度なURL設定が必要な場合は ADVANCED モードを利用します。
Tips
対象ページの詳細な設定方法については、下記記事をご参照ください。
④対象セグメントの設定
ビジターのセグメントを設定して、ヒートマップの対象を絞り込むことができます。VWOでは様々なセグメントが用意されていますし、自分でより複雑な条件を設定することも可能です。
Enable recordings of a specific visitor group にチェックを入れます。
表示される左カラムのセグメントメニューから、セグメントの設定方法を選択します。
VWOで用意されているセグメントギャラリーを利用する場合は SEGMENT GALLERY、より複雑な条件を自分で設定したい場合は、CUSTOM を選択します。
また、CUSTOM で設定したセグメントを他のキャンペーンでも利用できるよう登録しておくと、MY SEGMENTS から選択できるようになります。
SETTINGS での設定をすることによって、ユーザーセグメントを確認するタイミングも指定可能です。
Tips
セグメントの詳細な設定方法については、下記記事をご参照ください。
⑤オプションの設定
期間を指定したい場合は詳細オプションをクリックしてください。スケジューリングを有効にするにチェックを入れると、開始と終了のタイミングの日時指定ができます。
すべて設定が完了しましたら、右下の作成ボタンをクリックしてください。
Tips
スケジューリングの詳しい設定方法は下記記事をご参照ください。
⑥ビューを開始
ヒートマップ機能は一度計測し始めると、VWOタグが設置されたページでサンプリングされたユーザーからデータを収集しています。詳しくは、CROプランに割り当てられたリサーチUUの説明をご参照ください。
ビューは、その収集されているデータから、指定したページやセグメントを絞って閲覧できるようにします。都度ページやセグメントを指定することなく、すばやく欲しいデータにアクセスできます。
ビューを開始するには、ヒートマップのダッシュボードトップに戻り、画面右側にあるパネルのVIEWSタブ内にある任意のビューをクリックしてください。
すると画面が切り替わり、スタートボタンが出てきますので、クリックしてください。クリック後、このビューで指定したページ、セグメントのデータを閲覧することが可能になります。
もし、ヒートマップデータをメールで送りたい場合はスタートボタンの隣のメールアイコンをクリック、設定の変更やデータの削除やビューの削除をしたい場合はそのさらに隣の歯車アイコンをクリックし、各種設定をしてください。
Attention!
デフォルトでは、ブラウザのSafariはサードパーティーCookieをブロック(有効)しています。ヒートマップデータを読み込むためにはSafariのプライバシー設定にて、Prevent cross-site tracking(サイト越えトラッキングを防ぐ)を無効にする必要があります。