【FAQ】SEOへのマイナスの影響はありますか
QUESTION:
VWOを使用することで、SEOへのマイナスの影響はありますか。
ANSWER:
VWOの使用が、ABテストや多変量テストを実施しているサイトのランキングにマイナスの影響を与えることはありません。ただし、スプリットテスト(Split URL Test)の実施に当たっては、ご注意いただく点があります。
ABテストや多変量テストではSEOへの影響なし
VWOの使用が、サイトのランキングにマイナスの影響を与えることはありません。ABテストや多変量テストでは、コントロールとバリエーションは同一URL上で走り、VWOによってその場で行われます。SEOに影響を与えるような、コンテンツ重複が発生する余地はありません。
Google クローラーはJavaScriptに対応しているので、ABテストのバリエーションを Google botがクロールする可能性はあります。しかし、ABテストを実施しているサイトのパフォーマンスに悪影響を与えることはありません。ABテストがランキングに悪影響を及ぼすのであれば、Google自らABテストツールを提供することはないでしょう。
ただし、スプリットテスト(スプリットURLテスト)を実施する場合は、注意が必要です。
スプリットテストにおける注意点
下記のようなスプリットテスト(Split URL テスト) を例にご説明します。
コントロール:http://example.com/A.php
バリエーション:http://example.com/B.php
コントロールを訪問したビジターの半分がバリエーションにリダイレクトされ、コントロールとバリエーションには、一部重複するコンテンツがあるとします。
このようなスプリットテストでは、バリエーションがコントロールの重複コンテンツとGoogleにみなされる可能性があります。
SEOへの影響を懸念される場合は、B.php のページが A.php の重複コンテンツと判断されないよう canonicalタグを設定しましょう。具体的には、下記コードを B.php(バリエーション)に追加します。
<head>
<link rel="canonical" href="http://example.com/A.php" />
</head>
Google はコントロール、バリエーションの両方をインデックスしますが、上記コードを追加することで、http://example.com/A.php (コントロール) のみをSEOに使用するようGoogleに伝えることになります。
Tips
canonicalタグの詳細、またGoogleによるベストプラクティスについては、Googleの下記ヘルプページをご参照ください。