VWO動作の仕組み

VWOサーバーとVWOタグのやり取り

VWOのサーバーは、サイトのテスト対象ページやゴールページに設置されたJavaScriptのコード(VWOタグ)とやり取りをすることで、テスト対象ページの見た目を変更します。


1. ページに設置されたVWOタグは、訪問者がそのページを訪れるたびに、VWOサーバーと通信を行います。

2. VWOのサーバー側で、その訪問者に対してテストを実施するかセグメント設定に従って決定し、レスポンスを返します。

3. レスポンスは、 テストを走らせる静的なJavaScriptコードと動的なテスト固有のデータで構成されています。応答時間を短縮するため、レスポンスはVWOサーバー上にキャッシュされ、コード圧縮、ファイルのgzip圧縮が行われています。

4. レスポンスによって、元のページ(コントロール)の中の、どの要素を置き換えてバリエーションに表示するか決まります。

5. 変更がロードされた後、レンダリングされ、訪問者に対して見た目を変更して表示されます。

TipsVWOタグには非同期タグ、同期タグの2種類があります。その違いについては、VWOタグの種類 を参照しください。

VWOのネットワーク呼び出し

VWOタグとVWOサーバーとのやり取りに使うネットワーク呼び出しの一覧です。

テスト設定の取得

Tips上記の動作を確認することで、VWOタグが正しく設置されているか確認することができます。具体的な確認方法については、VWOタグの確認

を参照してください。

ライブラリ呼び出し

ライブラリ呼び出しは、テスト設定を読み出したり、適用するものでVWOの核となる要素です。ABテスト、多変量テスト、パーソナライゼーションで変更を適用するのに欠かせません。スプリットテストでは、ライブラリはURLをバリエーションにリダイレクトします。

トラッキングピクセル呼び出し

トラッキングピクセルは、Webビーコン、ビーコン、トラッキングビーコンとも呼ばれるものです。ユーザーの行動によって、呼び出されるトラッキングピクセルが違います。