VWOタグの種類
右上の歯車アイコン⚙をクリックして、SmartCode(VWOタグ) にアクセスできます。
※2023年以降に新規ご契約いただいたアカウントでSmartCodeの項目が確認できない場合は
Configurations>Deploymentsからアクセスできます。
初回設定時のVWOタグの確認方法
※2023年以降に新規ご契約いただいたアカウントでSmartCodeの項目が確認できない場合は
Configurations>Deploymentsからアクセスできます。
初回設定時のVWOタグの確認方法
2種類のVWOタグ
VWOタグ (VWO Smart Code) には、次の2種類のタグがあります。
同期タグ (Synchronous VWO Smart Code)
非同期タグ (Asynchronous VWO Smart Code)
ATTENTION: 一部の古いアカウントでは、SmartCode セクションに 3 つのタブが表示されます。これは、新しい同期コードを導入したためです。古い同期コード(Sychronous SmartCode (Deprecated))は引き続き機能しますが、古いSmartCode を新しい SmartCode に置き換えることをお勧めします。 新しい SmartCode に切り替えることで、下記のメリットがあります。
テスト設定のリクエストをより早く処理するため、テスト設定のリクエストがキャッシュされます。
VWOのテスト設定とライブラリが一つのリクエストにまとめられ、予めロードしておくことが可能になったため、ブラウザがより速くVWOのタグを実行できるようになりました。旧同期タグでは、実行中に動的パラメータをリクエストに追加しているため、VWOの設定やライブラリの実行が遅くなることがありました。
デフォルトでSPAのページにも対応しています。
VWOプラットフォームの全ての製品で使えます。(Insights、Testing、Engage など)
2つのタグのみが表示されているアカウントでは、表示されている同期タグが上記の点をサポートしていますのでご安心ください。
同期タグ
VWO同期タグは、関数や構文をHTMLに記述された順番に従って順次処理します。VWO同期タグの読み込み時にエラーが起きた場合、それ以降の処理をブロックし、ページの読み込み時間に影響がでます。
またVWO同期タグをページのヘッダ部分に記述していて何らかのエラーが起きた場合、以降の処理をブロックしてしまうため、ユーザーにページが表示されなくなります。
Asynchronous (非同期タグ)
VWO非同期タグの読み込みは、ページの読み込みと並行して行われるため、読み込み時間に影響しません。タイマーにて設定された時間内にページが読み込まれない場合は、処理を中止し、コントロール(元のページ)を代わりに表示します。
非同期タグの特徴として、次のようなことが挙げられます。
ページの読み込みと並行して行われる
非同期スクリプトがページの設定が読み込まれるまでどれ位の時間待つのか settings_tolerance という変数で設定できます。
上記設定した時間内に読み込まれる場合は、VWOタグがCDNからVWOのライブラリ(va.js もしくは vanj.js)を呼び出して、サーバーから応答がくるまでどれ位待つのか、library_toleranceという変数で設定できます。
サーバーからのファイルが時間内に読み込まれない場合は、元のページが表示されます。
サーバーからのファイルが時間内に読み込まれた場合でも、最大でsettings_toleranceミリ秒の間、ページの表示が遅れる可能性があります。
既に jQuery 1.4.2 から 2.x.x までのバージョンが設置されている場合は use_existing_jquery 変数を true に設定してください。use_existing_jquery 変数が true の場合は VWOの jQuery が読み込まれず、元ページの jQuery のバージョンが読み込まれます。
Attention:元のページの jQuery を使う場合は、必ず VWOタグより前に読みこまれるよう設置してください。
ABテストの場合
ABテストでは通常、VWOとしては非同期タグの使用を推奨しておりますが、下記のメリット、デメリットを踏まえどちらを使用するかご検討ください。
※フラッシング(チラつき):テストパターンが表示される前に、一瞬オリジナルパターンが見える現象
スプリットテスト (Split URL テスト) の場合
スプリットテスト (Split URL テスト) では、同期タグをご使用ください。スプリットテストにて、非同期タグをお勧めしない理由としては
バリエーションへのリダイレクト処理中にコントロール(元のページ)が読み込まれて、見えてしまうことがある
Google Analytics (GA) などと連携していて、VWOより先にGAタグが読み込まれた場合、両方のページにてカウントされる
「サイトを離れます」といったポップアップが表示されるサイトの場合、非同期処理は並行して進むのでバリエーションではなくポップアップが表示されてしまうことがある
が挙げられます。またABテスト、スプリットテストの両方を同一ページにて行う場合も、同期タグをご使用ください。